ブラウザはWEB制作において欠かせないものの一つですが、ブラウザにもたくさんの種類があり機能も異なります。
ブラウザとは、インターネット上のウェブ ページの情報を画面上に表示するための閲覧ソフト。また一般に、コンピュータのデータやプログラムを、画面上に文字や画像として表示するためのプログラムも言う。
いろんなブラウザを使用してきて、今はFirefoxを主に使用していましたが、最近新しく「Blisk(ブリスク)」というWEB制作者向けブラウザを見つけ、実際に使用してみたところいい感じだったので、紹介していこうと思います。
WEB制作者がホームページの動作確認を行う上で、非常に便利で効率的な機能が備わっているブラウザです。
ChromeやOperaと同じBlinkエンジンを利用しており、操作やショートカットキーも似ているので、普段からChromeやOperaを使用していた方には特にオススメです。
また、種類豊富なChromeの拡張機能がそのまま利用できることも魅力的です。
PCサイトとスマートフォンサイトを効率的に開発できるようになります。
レスポンシブサイトを開発するときは、ブラウザ幅が変わっても対応できるよう考えながらコーディングしていくと思います。モバイルファーストの場合でも同時に確認しながら開発することでミスも減り、安心してコーディングを進めることができました。
いろんな端末をエミュレートできるので、ブレイクポイントが多い場合やタブレットユーザー向けデザインにも対応しやすくなります。
また、標準機能でユーザーエージェントも変更されるので、ユーザーエージェントでテンプレートを切り替えている場合の表示確認にも向いているので、レスポンシブデザインではなくPCサイトとモバイルサイトを別々に開発していく場合にも使えそうです。
スルスルッと同時にスクロールします。
CSSで非表示にしたり、配置を変えたりしたときの確認に使えそうです。
2017年8月2日現在、以下のモバイル端末のエミュレーターが用意されています。
これだけ用意されてあれば安心ですね。
開発者によると今後も端末の種類も増やしていくそうなので、新しい端末にも対応する場合にも安心です。
「HTMLやCSSを編集した後、ブラウザに切り替えてブラウザのリロード」この動作を自動で行うことができます。
ローカルのファイルを変更し、保存した時点で自動的にこの動作が行われるのでとっても楽です!
私は心配性なので少しの変更をしては、ブラウザに切り替えてリロード…を何度繰り返していました。指も疲れるしイライラします。そのくせ面倒なことは嫌いなのでこの機能はとてもありがたいです。
普段はGulpとゆうタスクランナーを使い、ブラウザーのリロードを自動化しています。
このあたりも今後、このブログで紹介できたらと思います。
スクリーンショットは拡張機能で対応したり、OSの標準機能なので対応してきましたが、録画までできるのは魅力的だと思いました。
ホームページにアニメーションをつけてお洒落にしたから、社内の人に見せたいんだけどローカルだから難しい…ってときに便利です。
目立つところに通知してくれるので、安心です。
公開後に気づく…なんてことも回避できるのでオススメです。
新しいブラウザが登場すると、とりあえずインストールしては結局使い慣れたFireFoxに戻っていましたが、Bliskは自分がWEB制作者ということもあり、欲しい機能が一通り揃った理想のブラウザに思えました。
ホームページを作っていく中で、PCサイトのみの開発案件も減ってきており、「基本的にレスポンシブ対応」な感じが多くなってきました。
レスポンシブ対応となるとコーディングに時間がかかってきますが、動作確認が自分にとって一番大変だったのでBliskを使うことで楽になりそうです。
スマートフォンの動作確認は動作確認はIPhoneであれば実機、Androidであればgenymotionというエミューレーターを使用していました。いろんな端末に切り替えて確認したり、重たいエミューレーターを起動したり…と結構なストレスだったのですが、開発中の確認であればBlisk一つでいけそうです。
まだまだ使いこなしていないので、今後も使っていこうと思います!